『ランチョンテクニック』とは、食事を共にすることで、相手に好印象を与える、心理テクニックのことです。
人は、美味しいものを食べると「快楽」という感情が生まれます。
快楽を感じたら、そのとき共にした相手や話題、時間を「快楽」と結びつけてしまいます。
そのため、おいしい食事をしたときは、同じ空間を共にした相手や話題について「素敵な人」「いい話だった」「有意義な時間」と好感を抱きやすくなるのです。
また人は、口に物を入れているとき、口の中の感覚に注意が向きます。
思考が食事に集中しているため、いつもより判断が鈍り、相手の「話」・「お願い」を受けいれやすくなってしまうのです。
普段聞いてもらえない「お願い」も、この『ランチョンテクニック』を使い、美味しい食事を共にしている時なら聞いてもらえるかもしれません。
是非、使ってみてください。
実際、アメリカ大統領官邸のホワイトハウスでも伝統的に『ランチョンテクニック』が使われています。
重要な法案などについて話し合われたりする時には、ホワイトハウスのダイニングに大統領と政治家が一緒になってテーブルについている様子をニュースで見たことありませんか?
これは、反対派の政治家と和やかな時間を共に過ごすことで、対立する意見を操作するのが狙いだ。
丁寧にもてなされれば誰でも気分が良くなり、その時に話した内容をポジティブに受け止めることができる。心理学の本場アメリカでは、このような心理操作が伝統的に行われている。
まとめ
人は美味しいものや好きなものを食べているとき、ポジティブな気持ちになり、
その時に、共にした相手にもポジティブな印象(好印象)を持ちます。
相手に「話を受け入れてほしいとき」「交渉したい時」「お願いごとがあるとき」は、共に、美味しい食事をしている時が効果的です。
この『ランチョンテクニック』は様々な場面で役立ちます。
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