脳は何かを考えているとき、その内容に応じて「視覚」「聴覚」「体感覚」のどこかのエリアにアクセスします。そのアクセスの場所に応じて視線も動きます。
「目は口ほどにものを言う」「目は心の鏡」などというように、視線は嘘をつけません。
相手と話しているとき、相手の視線の方向によって脳内で何が起きているのか、相手の心理状態がわかるのです。
[目がどの方向に向いているか]
[左上を向いている]
視覚的記憶 過去の体験や前に見た風景を思い出している。
[右上を向いている]
視覚的構成 今まで見たことがない光景を思い描いている。嘘をつこうとしている。
[左下を向いている]
内部的対話 自分と対話している状態。理屈を考えている。
[右下を向いている]
体感覚 身体的感覚、感情にアクセスしている。
[左横を向いている]
聴覚的記憶 過去に聞いたことのある音や言葉を思い出している。
[右横を向いている]
聴覚的構成 聞いたことのない音や言葉を頭の中で創り出している。
[目の動き方]
[左右にきょろきょろ動かす]
落ち着かず、不安感を抱いている。いろいろ考えを巡らせている。
[左右のどちらかに視線を逸らす]
相手を拒否している、あるいは好意を持っていない。
[視線を下に逸らす]
気が弱く、相手を恐れている。
[上目遣いで話す]
相手に対してへりくだっている。受け身の姿勢で甘えたり頼ったりするとき。
[見下して話す]
相手をリードしようと、支配的になっている。
また、会話の途中で瞬きが多くなるのは、「本能的に相手の視線を避けたい」という心理が働くためである。
相手との会話中に多く瞬きが見られたら、相手にプレッシャーを与えており、緊張や不安をもたらす話題で、隠したいことや触れられたくない話題の可能性が高いです。
いかがでしたか?
相手が何を考えているのか、真実は相手、本人にしか分かりません。
本当は、嘘をつく関係ではなく、嘘を必要としない関係性を築くのがいいですね。
どうしても、相手を疑ってしまう人や場合の時は試してみてください。
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