『ダブルバインド』 自分の望むように相手を動かす 

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モテる人、人気者、誘い上手な人は、無意識的に『ダブルバインド』という心理テクニックを使っています。

このダブルバインドを理解し、応用すれば、仕事や恋愛、様々な場面で会話を優位に進めることができ、相手を自分の望むように動かすことができてしまうのです。

今回は、ダブルバインドとは何か? ダブルバインドを使ったテクニックをご紹介します。

 

 

[ダブルバインドとは?]

 

日本語訳で「二重拘束」という意味で、2つの矛盾した命令をすることで、相手の思考を停止させてストレス状態に陥らせるコミュニケーションの状態のこと。

 

親子関係で、このダブルバインドが起こりやすく

例えば、親に「絶対怒らないから言って」と言われ正直に言ったら怒られた。

「自由に遊びなさい」と言われ遊んでいたら「いつまで遊んでるの」と怒られる。

など、怒らないと言ったのに怒る、といった矛盾した指示や命令は、典型的なダブルバインドです。

 

人類学者のグレゴリー・ベイトソンが精神疾患である子供をもつ家族を調査し、発見したコミュニケーションパターンです。

グレゴリー・ベイトソンが家族内のコミュニケーションがダブルバインドパターンであると、その状況に置かれた人が統合失調症に似た症状を示すようになると指摘しています。

統合失調症とは、心や考えがまとまりづらくなる精神疾患のこと。

 

今回ご紹介するのは、ハードなものではなく、恋愛で使える、相手に断れないような質問法、「ダブルバインド的、質問法」をご紹介します。

 

 

[ダブルバインド的、質問法]

 

異性を食事に誘いたいとき、みなさんはどのように誘っていますか?

「今度、ご飯食べに行こうよ」と誘う方が多いと思いますが、これでは行くか行かない

「YES」か「NO」の2択になります。

この「NO」の選択肢をなくせば「ご飯を食べに行く」ということになるのです。

例えば、「フレンチ」と「イタリアン」どっちが食べたいですか?

という誘い方にすると、「ご飯を食べに行く」という前提で、どちらの選択でも「YES」の状態を最初から作ることができるのです。

そして、相手に「2択を選ばせる」という行為が非常に重要で、相手にある程度主体的な気分を持たせることで、前提となっていた「ご飯を食べに行く」が不問のままクリアしやすくなるのです。

誘い方がさらに上手な人は

A[「フレンチ」「イタリアン」どちらが好きですか?]

B[イタリアンが好きかな]

A[美味しいお店を知っているので、次の「土曜日」「日曜日」食べに行きましょう]

B[じゃあ、土曜日で]

と予定についても、「土曜日」と「日曜日」の2択を与えることで、相手はその2択のどちらかを選んでしまいがちになるのです。

これが、ダブルバインド的、質問法を活用したデートの誘い方です。

 

 

まとめ

 

ダブルバインド的、質問法は選択肢を2つ提示し、相手に選ばせ、相手の主体性を残しつつ、実はどちらを選ばれても、自分の思惑通りだという心理テクニックです。

異性をデートや食事に誘いたい時は、ぜひ活用してみてください。

 

 

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