『ピークエンドの法則』 相手に「また会いたい」と思わせる恋愛心理学

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「人の記憶はピーク時とエンド時でほぼ決まる」

 

つまり、「一番の盛り上がり(ピーク時)」と「終わり(エンド時)」が良ければ、その出来事は良い思い出として記憶に刻まれる。ということです。

この心理効果を『ピークエンドの法則』といいます。

この

ピークエンドの法則を使い、意識することで、気になる相手との「距離を縮める」ことも、「また会いたい」と思わせることもできてしまいます。

今回は、ピークエンドの法則とそれを使ったテクニックをご紹介します。

 

 

[ピークエンドの法則とは?]

 

2002年にノーベル経済学賞を受賞したアメリカの行動経済学者のダニエル・カーネマン氏によって提唱されました。

 「人は、経験した事柄の快楽や苦痛を、ピーク時と終了時の度合いで判断する」という法則です。

 

例えば、映画を見たとしましょう。

映画の前半がつまらなく、退屈と感じても、クライマックスとラストが感動的であれば、人は「感動的な映画だった」と捉えるのです。

 

ガソリンスタンドで接客が普通の店員でも、最後、笑顔でお見送りされると、「あのガソリンスタンドの店員は接客が良い」と捉えるのです。

平たく言えば、終わりよければすべて良し、途中もよければさらに良し

みたいな感じです。

 

 

[ピークエンドの法則を使ったテクニック]

 

ここまで読んでいただけたら、もう使い方はわかりますよね?

デートや、その出来事の「途中」と「終わり」を意識的に盛り上げる、良い印象を与えるだけでOKです。

 

「読んだけどどうしたらいいかわからない」

「自分には難しくてできない」

「ん~とにかく無理~」

という方に、簡単にピークエンドの法則を使った例をご紹介します。

 

電話やLINEは盛り下がる前に終わらす!!もう少し続けたいと感じたところで終わらす!

 

そうすることによって「ピーク」を「エンド」に持っていくことができるのです。

かつ、相手に「え?もう終わり?もうちょっと話したい」と思わせることもできてしまうテクニックです。

ただし、不自然なく終わらせましょう。

 

相手へのプレゼントを渡すなら、デートの最後、出来事の最後に渡す!

 

デートや出来事の途中が「普通」な展開でも、プレゼントを最後に渡すことによって、相手をうれしい気分のまま帰すことのできる簡単なテクニックです。

 

帰り際、出来事の終わりは笑顔で手を振ってバイバイ

 

個人的にこれが最強かつ簡単なテクニック。

帰り際に「ありがとう。今日は楽しかった」そして、手を振って「バイバイ」

これだけで、相手の印象に強く残すことができる、ありきたりだけど最強です!

また、LINEで「今日はありがとう」「気をつけて帰ってね」なども送るようにしましょう。相手もLINEが来るのを期待して待っているはずです。

 

 

まとめ

『ピークエンドの法則』は「終わりよければすべて良し」「途中もよければさらに良し」

ピークをエンドに持っていくのもOK

帰り際は「ありがとう」「笑顔でバイバイ」

LINEも忘れずに!!です。

このピークエンドの法則は恋愛だけではなく、印象を強く残したい相手に使えるので、ぜひ活用してみてください。

 

 

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