こんちゃ!takopa(たこぱ)です。
今回ご紹介する『ピグマリオン効果』は、主に教育者や新人社員の育成の場で参照されており、生徒の成績向上や新人社員のマネージメントに使われているテクニックです。
【ピグマリオン効果とは?】
「人は期待されるほど良い成果を上げる」という教育心理学用語のこと
教育現場で使われることが多く、教師が期待をかけた生徒とそうでない生徒との間で、成績の伸びに明らかな違いが見られたことから
別名『教師期待効果』と言います。
ピグマリオン効果の「ピグマリオン」とはギリシャ神話に登場する王の名前です。
ある日、ピグマリオン王は美しい彫像に恋をし、「この彫像に命が吹き込まれたらどんなに素敵だろうか」と、期待し神に祈った結果、彫像が人間になる。という神話が「ピグマリオン効果」という名前の由来です。
期待することによって、そうなる。ということです。
アメリカの心理学者ローゼン・タールが、ある学校の学級名簿から無作為に数人の生徒の名前を挙げて、担任の先生に「彼らは数か月の間に成績が伸びる」と伝えた。
すると数か月後、名前が挙げられた生徒の成績が実際に上がったのだ。
これは、先生が期待感を持って彼らに接したことや、生徒がその期待を意識したから起こったのだと結論づけられた。
【ピグマリオン効果の使い方】
期待する言葉がけをするだけでいいんです!!
平たく言うと「褒めて伸ばす」ということ。
具体的に言うことがポイントで、曖昧な表現を使っても「誰にでも言ってるんじゃないか?」と疑われてしまいますので、具体的に何を期待しているのか、なぜ期待しているかという根拠と共に伝えるとより効果は出ます。
ただし、あまりにも過剰な期待の言葉がけをして、相手を押しつぶさないように注意しましょう。
私たちが思う以上に、期待の言葉がけをするのは大切なことなんです。
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