リストカットをしてしまう心理 心の病と心理

どうも、takopa(たこぱ)です。

『リストカット』略して『リスカ』

近年では10代の男女に増えている行為で、特に女性に多く見られます。

SNSにリストカットの写真を載せる若者も多くなってきましたね。

本日は『リストカット』についてご紹介します。

 

 

 

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【リストカットとは?】

 

リストカットとは、自分自身の手首をカミソリや鋭利なもので傷をつける自傷行為のこと。

人により傷つける部位は様々で、腕の場合は「アームカット」、顔の場合は「フェイスカット」と呼ばれますが、それらを代表する自傷行為の呼び名として『リストカット』と知られています。

リストカットが止められない『リストカット依存症』も多く社会問題として注目されています

 

 

【なぜリストカットをしてしまうのか?】

 

なぜ人はリストカットという自傷行為をしてしまうのか、それには様々原因があります。

・対人関係の悩みやトラブルがある

・自分に価値がないと思っている

・極度の虚無感

・自分のことが嫌い

・話せる相手がいなく孤立している

・家庭や職場で生じるストレス

リストカットをしてしまう人の多くは人間関係の悩みが大半です。

学校で誰とも話せず孤立し、悩み、不安になり、感情のコントロールができなくなり、リストカットという自傷行為をしてしまうのです。

日常でおこるストレス、不快な感情を処理するために、自らを傷つけて、心の傷を和らげているのです。 

 

【リストカットをするとどうなるの?】

 

リストカットを経験している多くは

・気持ちいい

・スッキリする

・自分を取り戻すことが出来る

・リセットされた感覚

と言います。

また、リストカットする瞬間は覚えてなく、気づいたらリストカットしていた。

という人もいます。

リストカット、自傷行為を行うと、麻薬性脳内物質が分泌されることが分かっています。

 故に1度リストカットしてしまうと止められなくなる!!ということですね。

 

 

【リストカットは人にアピールするためではない】

 

よく、リストカットは他人の気を引くため、かまってほしい為にアピールしている。

と思われますが、そんなことは決してありません。

実際リストカットをしている大半は一人で誰にも言わずに行われているのです。

 

 

【どうすればリストカットを止めれるのか?】

 

実際リストカットをしていた人の声で

「友達と温泉に行けない」

「職場では腕の傷は見せられないからずっと長袖」

「就職するのに困る」

など、リストカットが止められなくなった人の多くは後悔をしています。

では、どのようにしてリストカットを止められるようになるのでしょうか?

 

1.大事な人、頼れる人に相談する。

「大事な人に迷惑かけたくない」 そう思いますが、もし逆の立場だったらあなたはどうしますか?

迷惑と思わず手を差し伸べませんか?

もし、そういう人が1人でもいたら勇気を出して相談してみましょう。

 

 2.腕に赤いペンで線を描く

 

これは有名ですね。

赤いペンで傷跡のように書くことで脳が「リストカットをした」と錯覚する。

実際にはしていないので効果があれば止めれる。ということです。

 

3.物を壊す

自分ではなく物に当たる。ということですね。

物といっても100均で買った茶わんやコップ、処分する物を壊すことによってストレスを解消させる。

 

4.カラオケや大声を出す

なかなか家で大声を出すことは難しいですがお風呂で歌を歌うだけでも効果がありますので試してみてください。

 

5.パズルをする

パズルをすることによって集中し意識をリストカットから逸らす。ということです。

パズルが完成したら、それを壊して再スタートしてもいいし、新しいのを購入してもいいし。

 

6.スナッピング

スナッピングとは輪ゴムを弾くことです。輪ゴムを腕に向かって弾くことにより、その痛みが自傷行為の代わりになってくれる。

 

 

効果は人それぞれです!!

人に相談すれば解消される人もいれば、赤いペンで線を描くだけで解消される人もいます。

逆にどれも効果がない場合もありますが不安にならないでください。

直接病院やカウンセラーの人に会うのが抵抗がある人は、電話でカウンセリングを受け一緒に考え相談に乗ってくれますのでそちらを利用してみましょう。

 

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【周りにリストカットをしている人がいたら】

 

リストカットは「かまってほしい」など決してアピール行為ではありません。

本人は、やりたくてやっているわけではなく、心に大きな傷があり悩んでいるのです。

もしあなたの周りにリストカットや自傷行為をしている人がいたら、優しく冷静に寄り添ってあげましょう。

「どうしたの?」「大丈夫?」と声をかけるだけでも相手は救われるかもしれません。

決して同情はせず、話を聞き相手を理解しましょう。

相手がリストカット、自傷行為を打ち明けてくれたら、それをねぎらってください。

勇気をもって自分に打ち明けてくれたんですから。

 

 

 

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