自閉スペクトラム症 

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【自閉スペクトラム症とは】

 

自閉スペクトラム症とは、幼少期に感覚や言葉、行動に特有の症状が現れる発達障害のことです。

これまで、言葉の発達が遅れ、相互的なコミュニケーションをとるのが難しい「自閉症」や言葉の遅れがなく、比較的コミュニケーションがとりやすい「アスペルガー症候群」、特定不能の「広汎性発達障害」などいろいろな名称で呼ばれていましたが、2013年から『自閉スペクトラム症』とまとめて表現されるようになりました。

 

どうして自閉スペクトラム症になるのか、その原因は不明です。

心理的ではなく、生まれつきの脳機能障害が原因が考えられています。親の育て方が問題ではありません。

3歳前に発症、男子に多く見られ、その根底には「何も変えたくない」「過剰な閉じこもり」という絶対的な欲求があります。

行動パターンがかなり変わっていたり、ほかの人と感情を共有できないなどのいくつかの特徴があります。

 

【自閉スペクトラム症が疑われる特徴】

・視線を合わすことができない

・抱っこされるのを嫌がる

・人の言ったことをオウム返しする

・いつも体をゆすっている

・独り言が多い

・名前を呼んでも振り向かない

・表情が乏しい

 

【自閉スペクトラム症の治療法】

 

治療法は多用ですが、根本的には解決されないとされています。

自閉スペクトラム症は病気というより、もって生まれた特有の性質と考えるのがいいでしょう。

自閉スペクトラム症の人は、自分の特有の性質を周囲に理解してもらいにくく、学校でイジメに遭ったり、同じ失敗を繰り返し過度のストレスを抱え、身体や精神の障害、不登校、自傷行為などの「二次障害」を引き起こしやすいと言われています。

そうなる前に、1人1人の特有の性質を理解し、生きやすい環境を整備し、早期から介入を行うことで発達を援助することが自閉スペクトラム症への対応の基本となります。

 

 

 

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