どうも、takopa(たこぱ)です。
みなさんは「サブリミナル効果」という言葉を聞いたことはありますか?
サブリミナル効果とは、人間の潜在意識にメッセージを働きかけ、イメージを植え付ける手法の1つです。
先進国では、サブリミナル効果を用いた演出が禁止、規制されていることもあり、
サブリミナル効果について「怖い」などと感じている方も少なくありません。
今日は、そんな「サブリミナル効果」についてご紹介します。
【サブリミナル効果とは】
サブリミナル効果とは、意識と潜在意識の境界線より下に刺激を与えることで人間の潜在意識に影響を与える効果のことをいい、サブリミナルとは、心理学用語で識閾(しきいき)下の、潜在意識の、という意味です。
分かりやすく言うと、非常に短い時間に刺激したり、小さくした刺激を与え続けることによって、人間の潜在意識に影響を与えるということです。
【サブリミナル効果の信憑性】
サブリミナル効果の研究が始まったのは19世紀と比較的に新しく、20世紀に入るとサブリミナル効果を用いた実験が世界中で行われた。
なかでも有名なのが、1957年市場調査業者「ジェームズ・ヴィカリー」がアメリカのニュージャージー州の映画館で行った実験で、実験の内容は映画の上映中に「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」などのメッセージを描いたスライドを5分おきに
1/3000 秒という速さで挿入し流す、というものでした。
実験の結果、その日の売店の売り上げは、ポップコーンが5割増し、コーラが2割増しになり、人間の潜在意識に働きかけることによって、購買意識を駆り立てることが出来きたというものでした。
しかし、後になり虚構であることが知れたため、心理学の分野では学説として認められてない。
また、サブリミナル効果を否定した実験もいくつか行われました。
このようなことからサブリミナル効果の信憑性は薄く、疑問視されている部分も多いのです。
【サブリミナル効果は実在するのか?】
サブリミナル効果は学説として認められていません。
しかし、これが事実なら広告主にとっては魅力的だし、消費者にとってはある種の脅威となるでしょう。
サブリミナル効果で人を洗脳するといった設定の映画やドラマもあり、サブリミナル効果を使った便乗商法も後を絶ちません。
様々な理由や時代背景から人々の関心と興味を引き立ててきたサブリミナル効果は、科学的に立証されてないが、完全に否定もされていない、その謎が人々の関心を駆り立てるのでしょう。
無意識にでも、目にしたものや触れたものからは、少なからず何かしらの影響があるのでしょうね。
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