どうも、takopa(たこぱ)です。
皆さんは、あるブランド物の服を買ったら、財布や小物なども同じブランドに揃えたいと思ったことはありませんか?
そのような心理を『ディドロ効果』といいます。
今日は、そのディドロ効果をご紹介します。
【ディドロ効果とは】
ディドロ効果とは、自分が気に入ったアイテムを購入すると、そのアイテムに合わせた雰囲気のもので統一したくなる心理現象です。
Apple製品で例えると分かりやすいですね。
携帯がiPhoneだとAirPods、iPad、Applewatch、Macbookなど同じ製品で揃えたくなりませんか?
ブランドの独自性が高いほどリピートする人が多くなるので、このディドロ効果はマーケティングで利用されています。
【ディドロ効果の由来】
フランスの思想家、ドゥニ・ディドロが書いたエッセイにちなんで文化人類学者、グラント・マクラッケンによって定義付けられました。
そのエッセイでは、ドゥニ・ディドロはある日、高級な洋服をプレゼントされました。
あまりにも美しい洋服なので自分の部屋には合わないと思い、家具や書斎、洋服、すべて見合う美しいものに買い替えた。すると高級な部屋になったがお金が無くなり絶望した。
ディドロはそのエピソードを「私の古い洋服手放したことの後悔」というエッセイを書きました。
そのエッセイを見たグラント・マクラッケンが「新しいものを買ったらそれに見合ったほかの物を買ってしまう」を「ディドロ効果」とたとえたのが由来です。
ディドロ効果とは、身の回りを「自分の理想なモノ」で統一させたいと感じる心理作用です。人の本質的に持っている「一貫性の法則」の原理が働くため起こる効果です。
『一貫性の法則』について詳しく知りたければこちらをチェック!!
このディドロ効果をマーケティングに活用すればリピーターやファンが生まれやすくなり、消費者はこの効果を知っていれば無駄な買い物、出費が抑えられますので是非活用してみてください。
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