どうも、takopa(たこぱ)です。
心に問題を抱えている人の悩みを解決するために欠かせないもの、それが
『心理アセスメント』です。
一般的にあまりなじみのある言葉ではないため、よくわからない人が多いと思います。
本日は『心理アセスメント』をご紹介します。
【心理アセスメントとは】
アセスメント(assessment)とは、評価、査定、調査、鑑定、診断などの意味を持つ言葉です。
心理アセスメントとは、面接や観察、心理テスト等を通して、相手の抱えている問題や悩みを様々な視点から捉え、理解することです。
医学で言うところの診断とは少し違い、相手の側面だけではなく、その人らしさや、行動や性格の特徴、潜在的可能性を捉えた全人格的な理解に努めることです。
相手の未来を左右する可能性があるので心理アセスメントは慎重に行われます。
手続きとして
・受理(依頼者の基礎情報を把握し、申し込みを受け付ける)
・アセスメントの判断(受理で得られたクライエントの情報をもとにアセスメントを計画する)
・情報収集(対面での面接、行動観察、心理テストを行い必要な情報を得る)
・情報処理(情報の分析、結果をもとに問題を解釈し、今後の方針を立てる)
・結果報告(今後の方針を必要に応じてクライエントや依頼者に報告する)
心理アセスメントを行うときには様々な手法を用いられます。
面接法・・・相手と直接会話しながら悩みの要因を引きだす手法
行動観察法・・・相手の行動を観察して様々な視点から分析する手法
心理テスト法・・・様々なテストを行うことで相手の状態を診断する手法
特に有名な心理テスト法として知られるのは、図形などを見してそこからどのようなものを想像するのかというロールシャッハー検査やバウムテストといった投影法や、就職活動などでも用いられる「内田・クレペリンテスト」などです。
注意点として「心理アセスメント」では、クライエントに関する様々な情報を収集します。
そのため、クライエント本人から積極的に話をしてくれるような信頼関係を築きましょう。
また、本人の主観的な意見や考えと、行動や心理テストから得られた客観的な情報をしっかりと区別して整理しましょう。
当然ですが、心理アセスメントで得られた情報は、クライエント本人の同意なしには絶対に漏らさないようにしましょう。
クライエントのプライバシーを守るため、情報の管理にも十分な注意が必要です。
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